2013年8月4日日曜日

【レビュー】「やられたら倍返しだ!」半沢直樹は必殺仕事人に似ている。




「やられたらやり返す!倍返しだ!」の半沢直樹が人気ですね!今期一番の人気ドラマみたいです。

原作はオレたちバブル入行組 (文春文庫)で、池井戸 潤という方が著者です。最近だと下町ロケットでも話題になりましたよね。


そんな半沢直樹ですが、最近良く思うのは、必殺仕事人に似ているんじゃないかなーということ。

必殺仕事人も半沢直樹も男のファンがほとんどだと思うんですよね。
※つまり女にはウケない。

共通点としては、①勧善懲悪ものであること ②権力、権威にたてつくものであること ③男らしく戦い、誇り高いこと でしょうか。


①勧善懲悪ものであること



【半沢直樹】銀行は業績の良いところには金を貸し、業績が悪くなればそく回収します。「天気の良い日に傘を貸し、天気が悪い時に傘を奪うのが銀行だ」というのは劇中でもいわれていたことですが、半沢直樹はそんな銀行文化と逆行し、雨の中で傘を貸すように融資をしています。人間として、正しいことをしようとするわけです。

【必殺仕事人】必殺仕事人は恨みを晴らすのを生業としている集団。私腹をくやし、他人を犠牲にする悪者に制裁を加えていく話です。悪者は「お主も悪よのう」といいそのうな典型的なお代官=悪役でです。


②権力、権威にたてつくものであること

【半沢直樹】銀行は古い縦社会ですから年功序列で上司には絶対従順の世界です。しかしながら半沢直樹は上司に噛みつき、「私が5億を回収できたら謝罪してもらいます!」と自分の人事権を持っている人間にも言い放ちます。自分の人事権をもっている人間にも媚びることなく毅然といいはなつ彼の姿は日々抑圧を感じてる我々社会人にはスカッとするのではにでしょうか。

【必殺仕事人】必殺仕事人が制裁をするのは先にあげたお代官や金持ち、武士のまとめ役など、権力や権威で人の上に立つ人間です。そういった人間いが振りかざすものにも意を介さず、仕事をしている姿は男なら憧れる存在なのは間違いありません。


③男らしく戦い、誇り高いこと

【半沢直樹】毎週、窮地に追いかまれる半沢直樹ですが、かれはまったくめげることがありません。国税庁に横やりを入れられ、5000万をかすめ取られても「借りは返す!」と反撃の宣言を即座にします。誇り高いことよりも調和や我慢が求められることのほうが多いビジネスマンにとっては彼の誇り高さは羨ましくもあります。

【必殺仕事人】必殺仕事人はそのシリーズごとに最終回に近づけば近づくほど権力・権威のある人間たちに追い詰められていきます。時にはつかまり、時には仲間をやられてしまいながらも彼らは人情と正義を重んじ、抗うことを最後までやめません。そういったところにも男らしさを感じるのでしょう。


以上、半沢直樹と必殺仕事人の共通点でした。
皆さんは半沢直樹がヒットした要因はなんだと思いますか?



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