「最年少上場」で有名なリブセンスのIRニュースを見ていたところ、リブセンスとエキサイトがアルバイト求人情報サービスで業務提携とありました。
ヤフーやMSNのように情報発信をしているエキサイトにリブセンスの情報を埋め込んだようです。
リブセンス側としては、流入経路が増えるという理由が伺えるのですが、エキサイト側のメリットが特に浮かばないんですよね。すぐにリブセンス側に飛んでしまうで、コンテンツ増加によるSEO対策にもならないと思いますし…。
なんらかの施策が今後に控えているのでしょうか。
それにしても不思議なのが、リブセンス側にもメリットが少ないところです。
今回エキサイトと連携したジョブセンスは「アルバイト求人サイト」ユーザーの年齢は若年から高齢まで幅広くなるかとは思いますが、現実、採用が決定しているのは若年なはずです。
ジョブセンスは成果報酬型で有名ですから、若年のユーザーの取り込みを強化していきたいと考えているはずです。
では、エキサイトユーザーは若年なのか。答えは否です。
エキサイト媒体資料をみると、35-54歳でほぼ半分の割合を占めています。
端的に言ってしまって、MSNやヤフーと組んだほうが年齢層やそのボリューム的にリブセンス側に旨みが多いわけです。
「とりあえずやってみよっか」的な提携の可能性もあるので、なんとも言えませんが、不思議な提携だなあとしみじみ思ったので、備忘的に書いてみました。
ご意見などあればぜひいただきたいと思います。では。